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天智天皇6年創建 長等神社

 長等神社は、西暦667年頃の天智天皇の御世、近江大津宮の鎮護として長等山岩座谷の霊地に須佐之男命を祭祀されたことを起源とする1300年の歴史を持つ神社です。
 後に園城寺(三井寺)の守護神として勧請合祀された大山咋大神(日吉大神)など五柱の主祭神を祀る神社として、 繁栄と安定を願う多くの皇族の方々や著名な武将に愛されてきた大社です。
 
 当神社は、大津市指定文化財である豪華な朱塗りの楼門、全国的にも類例の少ない五間社流造の本殿、 それを取り囲む回廊など、見所の多い神社です。
 また、自然にも恵まれており、春には当神社のシダレザクラを始め、 長等公園、疏水、園城寺など沢山のサクラをご覧頂くことができ、秋には華やかな楼門にも、素朴な本殿にも調和する見事な紅葉をお楽しみいただけます。

豪華絢爛な楼門を抜けると、そこにある厳かな空間。静かに目を閉じればうかぶ歴史絵巻、それがまさに1300年の間、守り神として時を刻み続けてきた長等神社の魅力です。